毒親の心の支配を解放し、本当の自分を取り戻して人生を楽しむための3ステップ

毒親

毒親育ち(アダルトチルドレン)は子どもの頃から親の顔色をうかがい、自分の感情を押し殺し、自分の気持ちよりも親の気持ちを優先して生きてきたため、自分の気持ちに鈍感で自分の意思がなく、自分は本当は何が好きで、何を求めていて、何をしたいのかということさえわからなくなってしまっている人も少なくありません。

自分が本当は何が好きで、何を求めていて、何をしたいのかということがわからず、限りなく自分がない状態でいると自分の意思がないため、親や他人の言いなりになってしまい、利用され続ける人生を送ることになってしまいます。

そうやって親や他人に支配されているうちは、親や他人にとって都合のいい自分であって本当の自分ではないので、ありのままの本当の自分を取り戻すには、子どもの頃に閉じ込めてしまった怒りや悲しみ以外の感情も解放していくことが必要です。

毒親の心の支配を解放し、本当の自分を取り戻して人生を楽しむための3ステップ

①自分の好き(やりたい)、嫌い(やりたくない)をはっきりさせる。

毒親育ち(アダルトチルドレン)は親の意向に従って生きてきたため、自分が本当は何が好きで何が嫌いなのか、何がやりたくて何がやりたくないのかがはっきりわかっていないところがあります。

自分が何が好きで何が嫌いなのか、何がやりたくて何がやりたくないのかがわからないでいると好きでもないし、やりたくもないことを断ることもできず、延々とやらされ続けることになってしまいます。

そうならないためには自分の好き(やりたい)、嫌い(やりたくない)をはっきりさせる必要があります。

自分の好き(やりたい)、嫌い(やりたくない)をはっきりさせる方法

①自分が好きなこと、嫌いなことを書き出します。

好きなことの中で親が喜ぶからとか、親の影響で好きだと思い込んでるものは省きます。

②自分が好きなこと、嫌いなことを踏まえて自分がやりたいこと、やりたくないことを書き出します。

自分の親がいなかったらやりたいこと(やっていたこと)、子どもの頃に好きでやっていたけど、親に止められてやれなかったこと、本当はやりたかったことを思い出して書き出しましょう。

③自分が好きなこと(やりたいこと)をやり、自分が嫌いなこと(やりたくないこと)はやらない。

自分の気持ちに正直になって自分が好きなこと(やりたいこと)をやり、自分が嫌いなこと(やりたくないこと)はやらないようにしましょう。

ですが、毒親育ち(アダルトチルドレン)にとっては自分が嫌いなこと(やりたくないこと)をやらないというのは難しいことかもしれません。

ですので、まずはやりたくないことを断る練習をしてみましょう。

②やりたくないことを断る練習

①親や他人からやりたくないことを押し付けられて断れなかったことを思い出して書き出す。
②目を閉じて親や他人からやりたくないことを押し付けられて断れなかったことの光景を思い浮かべ、その時の親や他人の言いなりにならず、嫌だ(やりたくない)という意思表示をして断る。(親や他人に怯えず、親や他人のことを気にせずに想像上の親や他人に自分の正直な気持ちをぶつけましょう。)

想像上でやりたくないことを断ることができたら最初はネットなど、リアルに関りがない他人でやりたくないことを断る練習をし、慣れてきたら実際に関わりのある他人→親と関係性が濃くて実際に行動に移すのが難しい他人や親戚と、実際にやりたくないことを断るのが難しい順番にステップアップして行動し、やりたくないことを断れるようにしていきましょう。

③本当の自分を取り戻して自分の人生を楽しむ。

毒親育ち(アダルトチルドレン)は子どもらしい子ども時代を奪われて、子どもらしい子どもとして子ども時代を楽しむことができなかったので、自分の人生を楽しむという感覚がなく、いつも自分よりも親や他人を優先して親や他人のために生きています。

自分の好き(やりたい)、嫌い(やりたくない)がはっきりし、やりたくないことを断ることができるようになったなら、あとは自分の好きなこと(やりたいこと)をやり、子どもらしい子ども時代を奪われた分も自分の人生を楽しんで下さい。

あなたは、もっと人生を楽しんでもいいのです。

自分が好きなこと、やりたいと思っていること、自分の親がいなかったらやりたいこと(やっていたこと)、子どもの頃に好きでやっていたけど、親に止められてやれなかったこと、本当はやりたかったことを親のことも他人のことも気にせず、目一杯にやって下さい。

最初は自分の人生を楽しむことに罪悪感を抱くかもしれませんが、そのうち罪悪感も感じなくなり、親の心の支配から解放され、本当の自分を取り戻すことができるようになることでしょう。

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