毒親への過去の悲しみの感情を出し、心の中の傷ついた子供を癒す方法

毒親

子ども時代に親から酷い扱いを受け、心が傷つけられてきた毒親育ち(アダルトチルドレン)は子どもの頃から心の中に溜め続けてきた怒りや悲しみの感情を外に出してやらないと、いつまでも自己破壊的な行動をやめることができず、自分と周りの人達を破壊し、いつも人間関係のトラブルが絶えず、不幸な人生を送り続けることになってしまいます。

そうならないためには、子どもの頃から抑え込んできた怒りや悲しみの感情を外に出さなければなりません。

まず最初に心の中から吐き出さなければならない感情が怒りの感情で、その次に心の中から吐き出さなければならない感情が悲しみの感情になります。

※毒親への過去の怒りの感情を全て出す→毒親への過去の悲しみの感情を全て出すの順番は必ず守って感情を出すようにして下さい。

毒親への過去の悲しみの感情を出し、自分の心の中にいる傷ついた子供を癒す方法

①子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことを思い出して書き出す。

※怒りと悲しみの感情というのは密接に絡み合っていて一見、真逆の感情のように見えて実はコインの表と裏のように怒りの裏側には悲しみが、悲しみの裏側には怒りが隠されているのです。

ですから「毒親への過去の怒りの感情を出す方法」で書き出した子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことをそのまま利用して構いません。

また、それ以外にも思い出したことがあれば付け足しましょう。

②書き出した子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことに対して、その時に感じた素直な悲しみの感情を親にぶつける気持ちで書き出し、それを何度も声に出して読んで自分の中にある悲しみの感情を吐き出す。(子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことに対して、その時に感じた素直な悲しみの感情を親にぶつける気持ちで書き出したり、声に出して読んでいる時に悲しみのあまり自然と涙が出てくることもあると思いますが、その時は自分の素直な気持ちに従って泣きたくなったら泣いて下さい。とにかく自分の気持ちに正直に、自分の中にある悲しみの感情を気が済むまで外に出しましょう。また当時の親の写真がある場合は、写真に向かって子どもの頃に言えなかった悲しみの感情をぶつけるという方法もありますので、当時の親の写真がある場合は、試してみて下さい。)

※子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことを思い出し、その時に感じた素直な悲しみの感情を出すのは、とてもつらい作業になりますので、もし過去の出来事を思い出して、気分が落ち込んでつらくなったり、不安感が増して落ち着かなくなったり、感情の高ぶりが抑えられなくなったりといったようなことが起こるようであれば、一時中断して休んだり、ペースを落としたりして、とにかく自分のペースで絶対に無理をしないようにして下さい。

また過去のことを何かの拍子で思い出すこともあります。

その時には思い出すごとに毒親への過去の悲しみの感情を外に出すようにしていきましょう。

③目を閉じて子どもの頃、親にされて、嫌だったこと、つらかったこと、苦しかったことの光景を思い浮かべ、親に素直な悲しみの感情をぶつけ、その時の自分を大人になった今の自分が抱きしめ、慰める。(自分の心の中にいる子どもの頃の小さな自分に向けて、大人になった今の自分が抱きしめながら、親から言われたかった言葉をかけてあげ、慰めてあげましょう。)また自分の子どもの頃の写真がある場合は、自分の子どもの頃の写真に向かって親から言われたかった言葉をかけてあげ、慰めてあげるという方法もありますし、自分の子どもの頃の写真をフレームに入れて部屋に飾り、自分の子どもの頃の写真に向かって毎日、肯定的な言葉をかけてあげることも効果があるので、自分の子どもの頃の写真がある場合は、試してみて下さい。

※親のことを思い出したり、話したりする時に悲しみの感情が湧いたりするのであれば、それはまだ心が親にコントロールされ、支配されている状態である証拠なので、親のことを思い出したり、話したりする時に悲しみの感情が湧いてこなくなるぐらいになるまで、自分のペースで自分の中から毒親への過去の悲しみの感情を出しきるようにしていきましょう。

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